青山学院大学 理工学部

INNOVATION研究センター紹介

21世紀の科学技術の進歩は、幅広く分野横断的にダイナミックに進展しています。

理工学部では大学院教育並びに研究活動をより力強くかつ効率的に推進するために以下に紹介する3つの附置センターを設立しています。また、多くの企業や他大学、国立研究所との共同研究・技術開発を行い、地域社会に開かれた教育研究の場としての取り組みも活発に行っています。

理工学部 附置機器分析センター

設置目的と活動内容

機器分析センターは、教育・研究の活性化、産業界や地域との連携などを強化すること、21世紀の科学技術の発展に寄与することを目的に2003年4月に理工学部に設置されました。

ここでは、大学の先端科学分野の研究に欠かせない様々な最新鋭・大型の分析機器などを集中管理し、学内の学生、教員の研究や外部機関との共同研究を支援・推進するとともに、分析技術の向上を目指した研究・開発にも積極的に取り組んでいます。

主な分析機器は、高分解能透過型電子顕微鏡、電界放射型走査電子顕微鏡、電子線マイクロアナライザー、原子間力顕微鏡、X線光電子分光装置、薄膜X線解析装置、レーザーラマン分光装置で、さらに試料の超微細加工ができる最新鋭の集束イオンビーム加工装置なども備えています。

理工学部 附置機器分析センターの機器紹介

電界放射型走査型電子顕微鏡(FE-SEM)

高倍率の組織観察、EDSによる組成分析ができます。

集束イオンビーム加工装置(FIB)

2019年導入の新型装置で、TEM試料作製やデバイスの微細加工に活躍しています。

透過電子顕微鏡(TEM)

2020年春導入の装置で、原子レベルで構造や組成を観察・解析ができます。

薄膜X線回折装置(TF-XRD)

薄膜にも対応した結晶構造解析装置です。逆格子点図、極点図も調べられます。

電子線マイクロアナライザー(EPMA)

元素分布評価、化学組成分析に使います。

X線光電子分光装置(XPS)

物質を構成する元素の電子状態、化学結合状態、元素分布を調べる装置です。

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先端技術研究開発センター(CAT)

設置目的と活動内容

「先端技術研究開発センター/ CAT(Center for Advanced Technology)」は、文部科学省(旧文部省)の1996年度「私立大学ハイテク・リサーチ・センター整備事業」に選定され、1998年度、青山学院大学理工学部に附置されました。

これは科学技術の発展における私立大学の重要性の認識から創設された事業で、充実した研究施設のもと、「世界をリードする研究」 - 「外部に開かれた研究」を基本理念として、選定された研究プロジェクトに対してハードとソフトの両面から支援を行うというものです。

現在、理工学部で分野横断的に16の研究プロジェクトが選定され、多くの大学院生と共に推進しています。これらのプロジェクトのなかで、2017年度と2019年度に合計2件が技術振興機構(JST)・戦略的創造研究推進事業・「さきがけ」に採択されました。CATは、若手研究者がこれらの先進的な研究プロジェクトを加速的に推進できるよう、力強くサポートしています。

先端技術研究開発センター(CAT)の機器紹介

化学気相成長装置(CVD)

グラフェンを結晶成長するためのCVD装置です。

触針段差系(Dek Tak)

金属蒸着膜などの膜厚を高精度に測定できます。

共焦点レーザー走査型顕微鏡

細胞内の微細構造を高解像で蛍光観察できます。

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理工学部 附置先端情報技術研究センター(CAIR)

設置目的と活動内容

加速度的な発展を見せている現在の情報化社会の要請に応え、さらなる技術革新を促進し、その技術を支える人材を育成することを目的として、理工学部では2018年4月に先場情報技術研究センター(CAIR)を設置しました。

CAIRでは、人間情報学、計測と制御、モデリングと最適化、計算知能の4分野を中心とした情報系最先端の研究・教育活動を推進し、その研究成果と人材を社会に週元しています。

また、近年、様々な分野で機械学習をはじめとした人工知能(AI: Artificial Intelligence)に関する実用的な技術が生み出されていますが、CAIRでは、青山学院のAOYAMA VISIONの支援の下、本学におけるそのようなAI研究の基盤を強化することを目的としたAI研究拠点形成プロジェクトも推進しています。

先端情報技術研究センター 公式ウェブサイト

理工学部 附置アイソトープ実験センター

設置目的と活動内容

アイソトープ実験センターは学生、教員の放射線・エックス線利用者に対する安全指導や実験支援、研究・教育発展への支援を目的に、1972年に「アイソトープ実験研究室」として理工学部に設置され、その後「アイソトープ実験室」を経て2019年9月に現組織になりました。

本センターは、アルファ線、ガンマ線測定用の半導体検出器、ベータ線測定用の液体シンチレーションカウンター等を保有しており、生命科学、宇宙物理学、材料科学分野の基礎研究を支援するほか、周辺環境測定や地域社会・小中学生への放射線教育の場として実験教室の開催等にも積極的に取り組んでいます。