宋研究室
指導教員 | 宋 少秋 教授 |
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テーマ | ゲーム理論と組合せ最適化の基礎理論と解法開発 1.ゲーム理論 2.組合せ最適化 |
研究内容
宋研究室では、ゲーム理論と組合せ最適化の基礎理論と解法開発に関する研究を行っています。
ゲーム理論
人間、企業、国など意思決定を行う主体からなる社会において、各主体は互いに相互依存の関係にあり、各自の目的を達成するため、ときには競合し、ときには協調しながらなんらかの活動をしています。ゲーム理論はこのような状況を数理的に分析し、合理的な戦略を導くための学問です。
一方、競合した状況において勝つための戦略を導出するのではなく、競合そのものを解消し、互いに Win-Winとなる状況を目指す学問として、公平分割があります。宋研究室では、ゲーム理論と公平分割の視点から、社会における様々な問題を分析し、問題解決のための社会的仕組みの提案や解法の開発などを行っています。
組合せ最適化
組合せ最適化問題とは、離散的な解空間をもつ最適化問題です。生産管理における最適な生産計画、人員配置、組立順序などの決定、経営管理における最適な投資先の選定、サプライチェーン・マネジメントにおける最適配送計画も組合せ最適化問題として定式化できます。
また、多くの情報処理技術にもなんらかの組合せ最適化問題が内在し、それに対する解法が組み込まれています。宋研究室では、ネットワークにおける最適化、スケジューリング、画像処理、環境問題など様々な分野で派生する問題を組合せ最適化問題として分析および効率的な解法の開発を行っています。
これまでの研究成果は下記のサイトをご参照下さい。
研究者情報

教授:宋 少秋 | |
学位 | 博士(情報科学) |
所属学会 | INFORMS、IEEE、経営工学会、スケジューリング学会 |
研究分野 | ゲーム理論と組合せ最適化の基礎理論と解法開発 |