代表者:電気電子工学科 伊丹 琢
期 間:2023年4月1日~2024年3月31日
  • 構成メンバー
    電気電子工学科 助 教(当時) 伊丹 琢(代表者) 2023年4月1日~2024年3月31日
    電気電子工学科 教 授 米山 淳 2023年4月1日~2024年3月31日
    滋賀県立大学人間看護学部 教 授 伊丹 君和 2023年4月1日~2024年3月31日
    滋賀県立大学人間看護学部 講 師 関 恵子 2023年4月1日~2024年3月31日
    滋賀県立大学人間看護学部 講 師 千田 美紀子 2023年4月1日~2024年3月31日
  • 概要
     近年,我が国では高齢化問題が深刻化しており,今後年間6万人程度の介護人材確保が必要とされている.介助動作で特に問題視されていることの一つに腰痛があげられ,厚生労働省は介助動作時の前傾姿勢やひねり姿勢などの不自然な姿勢,重量物を取り扱う動作への具体的な対処法も示しているが,腰痛予防対策を組織的に取り組む病院は38.1%に留まっているなど,多くの課題が残されている.
     本研究では,特に看護・介護現場での介助動作時における姿勢に着目し,様々な姿勢をリアルタイムでモニタリングすることで,自身の姿勢を客観的に把握し,将来的な腰痛を未然に防ぐための姿勢改善を促すことが可能な携帯型スマートデバイスを開発する.将来的には,医療・介護現場だけでなく,飲食・建設・教育・工場など様々な業種での腰痛0社会の実現を目指す.