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構成メンバー ※2025年4月現在
電気電子工学科 准教授 横式 康史 (代表者) - 概要
近年、利用されず捨てられる微量のエネルギーを回収し、利用するエナジーハーベスティングに注目が集まっている。数mm角の太陽電池から得られる電力だけでは通常の回路を駆動するのは困難だが、一旦電力をキャパシタに充電し、一定電圧に達した後に瞬間的に放電する間欠駆動の仕組みを使えば様々な回路を動作させることができる。本研究では、電圧検出を行う間欠駆動回路、センシングしたデータを送る無線通信回路・センシングしたデータを処理する機械学習回路・間欠駆動回路向けのCPUなどの研究を個別に行う。それらを統合し、数mm角で動作する、間欠駆動型のセンシングデバイスの実現を目指す。