青山学院大学 理工学部 研究者情報

青山学院大学 理工学部 教授 /工学博士
竹内 康博
Yasuhiro Takeuchi

カオスに代表されるように数理生物学における力学系は数学者だけにとどまらず幅広い関心を呼んでいる。19世紀から20世紀半ばまで数学が物理学とともに発展してきたとすれば、21世紀は生物学上の諸問題を解明するために役立つ数理モデルの構築とその数学的基盤を研究していくことが期待される。
私は数理科学を基盤とし、様々な非線形複雑現象の解明を目指す研究を行っている。特に生物現象を対象としている。生物界の非線形現象を数理モデルを構築して(微分方程式で記述して)解析し、現象の背景にある構造を理解することにより、様々な現象に対する政策を提言することを目標とする。
また、数理モデルの定性的解析・数値シミュレーション解析を通して、生物現象に応用可能な新しい”生物数学”の確立を目指している。たとえば、ヒトにワクチンを接種することや感染した鶏を殺処分する政策、感染したヒトを隔離する政策は、新型インフルエンザの世界的流行を防ぐために本当に有効なのであろうか?このような政策の有効性を新型インフルエンザが流行してから“実験”していては間に合わない。数学モデルを構築してこのような政策の有効性を前もって検討しておく必要性は明らかであろう。この意味で数理科学は力を発揮できる。

研究テーマ
応用数学(微分方程式,生物数学)
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