
2010年1月3日、新春の大手町で青山学院大学陸上競技部41年ぶりの快挙!
第86回箱根駅伝の最終10区で、万感の思いを込めゴールテープを切った理工学部情報テクノロジー学科3年の鈴木惇司君に、青山学院大学入学から駅伝当日の心境、将来への希望などを伺いました。
司会:まずは、この度の快挙おめでとうございます。
1年の最初のイベントでこのような素晴らしい結果となったことについて本当に嬉しく思っています。
今日は当日の模様や大学での生活などについて伺いたいと思いますのでよろしくお願いします。
司会:本学で陸上競技をやろうと思ったきっかけは?
鈴木 惇司選手(以下 鈴木選手):そもそも陸上は高等学校で辞めるつもりでした。 一般入試での入学でしたし、受験に来た時にキャンパス内に貼ってあった関東学連選抜で箱根を走った先輩のポスターを見て、「あぁ青学でも陸上できるんだ」と思ったくらいでした。
司会:それではいつごろ大学でも陸上をやろうと思ったのですか?
鈴木選手:3月くらいになって入学が決まった後にやろうと思いましたが、寮があったりして環境が整っていたのも理由の一つでした。
司会:箱根駅伝に対しての印象は?
鈴木選手:入ったころはまだ自分の力が足りなかったので、出場するなど夢のような話で全く考えられませんでした。
しかし、箱根駅伝出場は先輩方がずっと目標に掲げていたことだったし、特に今年はシード権獲得を大目標にしていたので、目標が達成できたことは本当に嬉しく思います。
司会:監督からアンカーを任された気持ちはどうでしたか?
鈴木選手:区間はどこにしろ箱根を走れるということは大変なことですし、シード権を狙っているチームでしたので、最後にアンカーとしてシード権を取ってゴールすることへの責任というか重みは感じていました。
司会:実際にシード権を取ってゴールした時の気持ちはいかがでした?
鈴木選手:何より嬉しかったというのもありますが、ここまで引っ張ってきていただいた先輩達に感謝したいという気持ちもありました。
司会:理工学部は実験や演習などの科目も多く勉学との両立は大変だったと思いますが、どのようにされていますか?
鈴木選手:寮では朝5時起きの10時半消灯という生活リズムが決まっているので、競技に影響が出ないよう、そのリズムを崩さないようにしています。なので、いわゆる一夜漬けといった勉強方法はできませんから、しっかり計画を立てて事前に準備をしておくことを心がけています。
司会:毎日コツコツとっていうことでしょうか?
鈴木選手:そうですね。でもやっぱりプログラミングなどの課題レポートとなると実際の答えがあるわけではないので、じっくり時間をかけて結果を出すという場合にまとまった時間が取れないため辛いときもあります。
司会:来年は4年生ですが将来の希望などを聞かせてください。
鈴木選手:入学した当初は、想像以上に勉強が難しく思えましたが、2年、3年と上級年次に進級するにつれて理解度も深まり、まだまだ不十分ですけど理解できることも多くなってきました。今は情報ネットワークに興味があるのでその方面の研究室に進めれば良いと思っています。
司会:スポーツも勉強もそれなりに頑張ってきて、一つの大きな目標を達成した今のご自身からみて大学生活というのはどういう位置付けになりますか?
鈴木選手:監督からも、スポーツだけにとらわれるのではなく、卒業したあとも社会人として充分にやっていけるように、人として成長させる場としての陸上競技であって欲しいと言われています。そういった意味では、限られた時間の中で勉強と陸上を両立させてきたということで、人としての成長が少しはできたのかなっていうふうには思っています。
司会:それではこれから入学してくる後輩達にメッセージをいただけますか?
鈴木選手:自分にとっては陸上競技でしたが、ただ単になんの締まりもないというか刺激もない生活よりは、何らかの興味というか熱くなれるものを見つけて、勉強とそのどちらもこなしていけるっていう、そういうことが出来れば社会に出ても通用していけるのではないかと思いますので、そういった対象をぜひ見つけて欲しいと思います。
司会:定期試験期間中のお忙しいところお時間をいただきありがとうございました。今後の活躍を期待しています。頑張って下さい。
鈴木選手:あっそういえば、寮長になりました。チームは雰囲気づくりが一番大事だと思いますので、寮での共同生活の中でチームが一つになれるような指導を心掛けたいと思っています。
終始笑顔で、時に熱く語る鈴木君に来年への闘志を垣間見た気がしました。
来年は4年生で卒業研究もあり益々時間の管理が大変になりますが、身体に留意してがんばってください。
2010年1月22日実施
鈴木君インタビュー記事
責:理工学部広報委員会