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ホーム > インタビュー記事一覧 > 第80回日本学生陸上競技対校選手権大会110mハードル優勝!!2011年9月27日インタビュー実施

第80回日本学生陸上競技対校選手権大会 110mハードル優勝!!


青山学院大学陸上競技部 佐藤大志選手インタビュー
Profile ■佐藤 大志(さとう ひろゆき)
理工学部化学・生命科学科3年 
神奈川県 私立山手学院高等学校卒業
2011年9月11日、
第80回日本学生陸上競技対校選手権大会
110mハードル優勝!!
記録 13秒80 (自己ベスト13秒74)


司会:優勝おめでとうございます。大学生日本1位ですね。

佐藤 大志さん(以下 佐藤):ありがとうございます。全国レベルの大会で優勝することが初めてだったので、本当にうれしかったし、ほっとしました。

司会:ほっとしたというのは、どういったことからの言葉なのでしょう。

佐藤:周りからずっと勝てると期待されていたのを自覚していながら、なかなか勝てなかったのですが、やっと勝てたのでほっとしました。

司会:走った後の感想は?

佐藤:勝てたとわかって素直にうれしかったです。2位の選手は隣を走っていましたから、自分が最初にゴールしたのは分かりました。0.08秒の差でした。

司会:決勝を走る前はどんなことを考えていましたか?

佐藤:この全日本インカレでは毎年決勝までいっていたのですが、今年は走る前に適度な緊張と共にワクワク感がありました。周りの選手と走れるのが楽しみでした。精神的に成長したと言えると思います。また、今年は成績のアベレージが上がっていたので、それも自信につながったのではないかと思います。

司会:これまでも多く入賞されているようですね。

佐藤:陸上競技は中学1年から9年間続けています。大学入学後、関東インカレは3年続けて優勝しています。全国レベルでは高3のときのインターハイから出場していますが、これほど大きな大会で勝ったのは初めてです。ハードル競技は、速さだけでなく体の重心の位置なども関わってくるので、この種目は自分にぴったりだと思っています。

司会:学業と部活の両立において気持ちの持ち方や時間の使い方で工夫していることは?

佐藤:とりあえず、何事もやるときはそのことだけに集中する。勉強も陸上の練習も、だらだらせずに、集中することを心がけています。今は、陸上の練習は1週間のうち、自主練習を2日間、部活としての練習を3日間こなしています。一人での練習も2時間くらいかけています。練習メニューは先生と相談しながら行っています。指導してくれている先生とも連携して、恵まれた環境で練習ができていると思います。

司会:化学・生命科学科の魅力とはズバリどういったところにありますか。

佐藤:実験系であるので、座学だけでなく、学生実験で実際に手を動かして授業に臨めることや、そこから出た疑問を自分で図書館などで調べて未知の世界を知り、自分の考えとしてレポートなどにまとめることができるのが魅力だと思います。

司会:卒業後はどのような進路を目指しているのでしょうか。

佐藤:まず在学中は、ロンドンオリンピックを視野に入れています。まだ、自分の走りは技術的に完成しているわけではなくて荒削りなので、これを今後一年かけて磨き上げていきたいと思っています。去年まではプレッシャーに押されてしまいがちであったのが今は違う。皆さんからの期待を励みに変えられるようになりました。だから今年は優勝できたのだと思いますので、このペースで練習や試合に臨んでいきたいと思います。大学日本一というところまで競技を極めてくることができているので、卒業後もできれば何らかの形で競技は続けていきたいと考えています。

司会:青山学院大学で陸上競技を続けようとする後輩へのメッセージをお願いします。

佐藤:私が所属している陸上競技部は人数は多くありませんが、特に男子の選手には理工学部の学生が多くいるのが特徴だと思います。みんな、実験やレポートが大変な中で、部活と勉強の両立をうまくこなしています。競技種目もいろいろだけれども、みんな頑張っているので、お互いに気持ちの面でも支えになります。陸上競技も理工の勉強も続けたい人はぜひ入ってきてほしいです。

司会:化学・生命科学科を目指す高校生に一言お願いします。

佐藤:化学・生命科学科は、無機・有機・生命科学などいろいろな分野を網羅して学べるので、高校の時よりもそれぞれの分野を掘り下げていける特徴があります。私はハードルを続けるとともに、生命科学についても学びたいと考え、青学の理工学部に一般入試で進学しました。漠然と化学や生物が好きで、そこから先どの分野を学びたいかということがまだはっきりとしていない高校生には、大学に入ってから興味のある分野を明確化していくことができる利点があると思います。

司会:今日はありがとうございました。今後の活躍と健康をお祈りしております。これからも素晴らしい学生生活を送ってください。


学業と部活の両立について質問した時に佐藤さんが話してくれたのですが、地方での大会に出場する際、授業を受けた後の移動だったため飛行機の便に間に合わず新幹線と車で移動し午前1時を回り宿に到着し、翌日試合に出場したこともあるそうです。
何かに秀でる人というのは、その何か一つだけでなく、日頃からいろいろなことに努力することができる人、全力を尽くすことができる人なのかもしれませんね。

(2011年11月21日追記)
2011年11月3日に水戸市で開催された「水戸招待陸上競技会」に参加した佐藤君は、13秒67という今季最高タイムを記録しました。これは、日本歴代9位タイ、学生歴代3位という素晴らしい成績です。インタビューで語ってくれたロンドンオリンピックへの夢の実現に向けて、さらなる活躍を期待します。


2011年9月27日実施
佐藤君インタビュー記事
責:理工学部広報委員会

青山学院大学陸上競技部 佐藤大志
所属学科 化学・生命科学科

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