青山学院大学 理工学部 研究者情報

青山学院大学 理工学部 教授 /工学博士
澤邊 厚仁
Atsuhito Sawabe
「無限の可能性を秘めたダイヤモンド薄膜」

ダイヤモンドは宝石のナンバー1として有名だけど、工業材料としてもナンバー1。熱の伝導率、硬度、絶縁性と、どれをとっても世界一だ。それに、堅いわりには粘りがあって光も通す。だから、過酷な実験にも耐えられるし、多分野にわたって有望視されている。

僕の研究テーマは、ダイヤモンド薄膜。15年ほど前からダイヤモンドの薄膜を作ることが可能になり、いろいろなモノの表面にコーティングできるようになった。このダイヤモンド薄膜を半導体材料として使えば、シリコン、ゲルマニウムを越える世界最強のものができる

いま、半導体は平らな土台の上に薄い膜を作り、その表面に微細加工技術を使って小さい素子を作っているので、薄膜であるということは非常に大切。僕たちはいま、質の高いダイヤモンド薄膜を作るために、結晶としてどれだけ純粋なものが作れるか研究中だ。また、筑波の「無機材質研究所」と共同で、ダイヤモンドのn型半導体を作ろうとしている。

僕が青学に来たのは3年前。それまでは東芝で、世界でいちばん記録密度の高い磁気ヘッドの開発をしていた。それが製品化する前に恩師に呼ばれ、母校に戻ることになった。ここだから戻ったのだ。青学の校風は、アメリカ的で自由、いい意味で個人主義だが、ナアナアは通らず厳しい。ここは、自分に目的がある人、研究する環境としては最良の場所だ。

研究テーマ
薄膜ダイヤモンドの作成と半導体化、ダイヤモンドからの電子放出に関する研究
研究者情報
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