青山学院大学 理工学部 研究者情報

青山学院大学 電気電子工学科
准教授/博士(工学)
渕 真悟
Shingo Fuchi

発光ダイオード(LED)は、信号機、液晶モニタのバックライトやLED電球のように、身の回りの多くの製品に用いられています。これらLEDは、照明の分野だけではなく、農業や医療分野等への応用も進められています。その際、目に見える光(可視光)だけでなく、目に見えない紫外光や近赤外光を発するLEDに大きな注目が集まっています。そこで、新しいコンセプトの「光電子材料を開発」し、その材料を「LED化」し、さらに「実応用」するまでの、上流から下流までを意識した研究を進めています。

具体的には、半導体のナノ結晶である「量子ドット」や、ガラス中に希土類元素を添加した「ガラス蛍光体」という光電子材料を、自分の手で創り、物性を評価し、応用研究を進めています。量子ドットもガラス蛍光体も、予想通りの特性・機能を発現してくれないことが多々ありますが、じっくり愛をもって接していると、ある時、想像以上の特性・機能を発現してくれます。その時のうれしさは、言葉に表すことができません。また、こうなって欲しいという自分の希望は浅はかで、自然の現象を真っ正面から捉え、正しく理解しなければならないことを痛感します。そんなとき、恩師の「ありのままに、あるがままに」という言葉を思い出します。

自ら進んで物事を考え、自ら手を動かせば、それに応えてくれる環境が大学にはあります。貴重な4年間(大学院まで行くと6年間(修士)または9年間(博士))を有意義なものとするために、何事にも興味を持ち、かつ、事象に真摯に向き合う心を育てて欲しいと思います。

研究テーマ
近赤外広帯域発光デバイスの開発(材料開発、デバイス作製、構造解析、物性評価)と、その応用
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